摘 要:基于培养宽口径、应用型、复合型日语人才的需要,为了引导学生更有效地阅读小说,笔者在教学过程中着重培养学生分析情节、把握主题能力,重视理解翻译长句,提高语言运用转换能力及品味小说表达魅力,修炼语言表达能力。本文主要通过竹西宽子的短篇小说《兰》,论述日语课堂教学中如何引导学生分析小说情节,化繁为简,抓住主题。
关键词:短篇小说;句段摘录;化繁为简;提炼主题
一、引言
当今外语教学蓬勃发展,培养宽口径、应用型、复合型人才是大势所趋,针对民办院校生源基础相对薄弱,学习能力相对较低这一现状,如何培养应用型高素质的日语人才,增加其竞争力尤为重要。笔者所在院校本科三年级采用新世纪高等教育日语专业本科生系列教材《日语综合教程》(第五册),文章题材丰富多样,那么短篇小说如何来阅读呢。在笔者的教学实践中发现普遍存在阅读量低,主题把握不准确,总结概括能力差,语言欠精炼,长句理解错位,翻译混乱等现象。为此,在教学过程中注重提高学生把握主题及翻译应用能力。本文主要论述在小说阅读教学中如何培养学生把握主题的能力。这也是小论文写作中必不可少的一项基本功。
二、正文
小说情节一般分为开端、发展、高潮、结局四部分,围绕人物、背景、事件、行为来展开。首先引导学生找出小说《兰》的人物、背景、事件、行为。
人物:ひさし少年 背景:戦時下(戦争時代) 事件:歯痛 行為:父親が扇子を裂いた
然后按照以下步骤逐步引导学生把握文章主题,理解小说精髓。
(一)、划分段落,句段摘录
找出人物、背景、事件、行为后,引导学生首先分析情节,划分段落,把握文章结构,然后采用摘录句段法,用文中的几句话概括出各部分情节的内容。例如:
発端
窓際の席で父親と向かい合っているひさし少年は、頑丈そうでもないからだを腰板に押し付けられながら、さっきから歯の痛みをじっと、耐えているのだが、こんな時は、遠くの席の赤ん坊の泣き声まで耳に立った。小学校も最後の夏休みに、父親の出席する葬儀について行ったのはいいけれど、帰りの電車に仱毪乳gもなく、思いがけない歯痛になった。(160字)
展開
なんとか我慢しよう、とひさしは思った。ところが、改めてあたりを見回してみて、目覚めているのがどうやら自分一人と分かると、痛みは耐え難くつのってきた。ひさしは、眠っているらしい人達に気を遣って声を立てず、指で父親の膝をつついた。(113字)
山場
いっときして目を開くと、父親が思案顔で見つめている。「まだ痛むか」。ひさしは、息をつめたくなるような痛さにいっそう汗ばんでいたが、「少しだけ」と答えた。すると父親は、手にしていたセンスを開きかけ、いきなり縦に引き裂いた。「少し大きいが、これを楊枝の代わりにして」と言って差し出した。(141字)
結末
熱が引くように、痛みは和らいでいった。ひさしは、自分の意気地なさを後悔した。しかし、ひさしはその一方で、ずっと大切にしてきたものを父親に裂かせたのは、自分だけではないかもしれないとも思い出していた。列車の振動に身を任せて、ひさしもやがてゆっくりと目を閉じた。(129字)
(二)、化繁为简,提炼主题
在上面(一)的基础上,引导学生删除不必要成分,化繁为简,将各部分情节内容保留在一句话左右。
発端
…ひさし少年は、…父親の出席する葬儀について行ったのはいいけれど、帰りの電車に仱毪乳gもなく、思いがけない歯痛になった。(59字)
展開
…痛みは耐え難くつのってきた。ひさしは、眠っているらしい人達に気を遣って声を立てず、指で父親の膝をつついた。(53字)
山場
…すると父親は、手にしていたセンスを開きかけ、いきなり縦に引き裂いた。(34字)
結末
…しかし、ひさしはその一方で、ずっと大切にしてきたものを父親に裂かせたのは、自分だけではないかもしれないとも思い出していた。(61字)
(三)根据要求,整理主题
阅读文章,精确把握文章主题是留学、升学考试或工作中小论文写作的必备能力,因此教学中应加强训练,通过一步步缩减字数来提炼主题。例如分别用180字、150字、100字左右概括小说《兰》的主题。这一过程中注意引导学生抓住关键词,对部分语句采用近义替换的方式取代文中用语,从而提高语言灵活运用能力。
180字(左右)参考例
戦時下の込み合う汽車の中、夏休みに父親と遠いところへ出席する葬儀の帰り、ひさし少年は思いがけない歯痛になった。痛みに耐えられなくて父親に知らせると、父親は祖父譲りの蘭が描かれた扇子を裂いて、骨を楊枝代わりにしてくれた。痛みは和らいでいったが、ひさしは後悔する一方で、ずっと大切にしてきたものを父親に裂かせたのは、自分だけではないかもしれないとも思い出していた。(180字)
在180字基础上,引导学生用自己的语言,对其中某些语句进行变换,将主题缩减为150字左右。例如,将“思いがけない歯痛になった”换为“歯痛に襲われた”等。
150字(左右)参考例
戦時下の込み合う汽車の中、父親と最後になるかもしれない遠出の帰り、ひさし少年は歯痛に襲われた。痛みに耐えかねて父親に訴えると、父親は大事な扇子を裂き、骨を楊枝代わりにくれた。おかげで痛みは治まるが、人から大事なものを奪うのは、自分ではなく、もっと大きな何ものかもしれないと考える。(140字)
在前两步基础上进一步引导学生浓缩至100字左右,通过逐步引导,化繁为简,可以在集中学生注意力,提高兴趣的基础上锻炼其抓住文章要领的能力。
100字(左右)参考例
戦時下父親と込み合う列車に仱贽zんだひさし少年は、歯痛に襲われ、父に訴える。父は祖父譲りの扇子を引き裂き、楊枝代わりにくれた。人から大事なものを奪うのは、もっと大きな何ものかもしれないと少年は考え始める。(102字)
综上所述,在小说教学中如何培养学生的主题把握能力,可采用此“三部曲”。即首先通过句段摘录,用文中语言总结主题;其次,化繁为简,提炼主题;最后,根据要求,灵活整理主题。
三、结语
本文重点分析了如何引导学生把握主题,为进一步的小论文写作打好基础。日本文学作品中长句出现频率较高,其成分复杂,对于学习外语的人来说,准确理解其意思就显得困难一些。在课堂上要注重引导学生分析句子成分,把握主干,运用翻译技巧灵活组织语言。同时品味小说语言表达魅力也十分重要,在今后的研究中将会对小说阅读教学中长句翻译和语言表达特点进行进一步细致全面的分析。
参考文献:
「現代文から小論文へ」NPО法人日本論文教育センター:Globe 2003年度.
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